塗装の基礎編パテ付けを上手くつける方法

2013年12月09日

今回は教科書に載っていない塗装の基礎編としまして
下地あれこれから紹介しましょう。



最初にこの部品を板金修正します。
スタッドやガスで絞りも一切しないで叩き出しで仕上げました。


塗装の基礎編パテ付けを上手くつける方法




塗装の基礎編パテ付けを上手くつける方法




自動車塗装の行程は細かく沢山の工程になっているが

ザックリ分けて下地、調色、上塗り塗装、の三つになります。

その中でも一番難しいのが下地なんです。

職人を目指してこの世界に入ってまずここで脱落してしまいます。

ほとんど一年ほどで辞めてしまいますね。

毎日、毎日パテ研ぎばっかりで嫌になります。

下地はベテランの職人でさえ苦労するのだから

まして職人一年生では無理もないですわ。

スクラップのフロントフェンダを板金修正を丁寧にして

120番クラスのパテで対応できるようにしました。

まずパテ付けを紹介します。

凹部分をパテを付けて研ぐのですが、何を考えてパテを付けますか?

ただ付ければ良いだけの作業をしていないでしょうか。


① 一番大事なことはパテ研ぎをしやすいように付けることです。

② フェザーエッジ(鉄板と塗装部分の段差を緩やかにする)広くとる。

③ 2回~3回に分けてパテを付けて板金修正部分
   の歪みをパテ付けの段階で整える。
   これを行うことで飛躍的に研磨作業性の向上につながる。
   最初にもっとも低い部分にパテをしごくように付けます。

④ 全体に薄く空気が中に入らないように返し
   ヘラも十分にやりながら付けます。
   返しへらはヘラの表と裏を使い往復させることです。
   パテの綺麗な付け方のコツはヘラ先でコントロールする
   イメージで付けると綺麗に付きます。


低い部分のパテ付け
塗装の基礎編パテ付けを上手くつける方法




済み済みしっかりパテを付ける
塗装の基礎編パテ付けを上手くつける方法



ついでにもとも悪い例も紹介。
これはあきませんよ。
ちょっと極端すぎましたが。

塗装の基礎編パテ付けを上手くつける方法





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お客様からなんとかとご要望にお応えしました。
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